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zoom RSS 小説『巡り逢い』バレンタインカット

<<   作成日時 : 2018/02/10 15:50   >>

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〈小説『巡り逢い』バレンタインカット〉


 初雪が二人の夜を包んだ後、二人は同棲を始めた。

「もうすぐバレンタインね」
 濡れたシャツを乾かしながら、あゆみは言った。
「一緒にチョコレート作らない?」
「あ、そうだね。ぼくは作ったことないけど」
「あたしが教えてあげるわよ。ちょうど連休だし、買い出しは週末にしましょ」

 宮大進は村上あゆみの積極性に圧倒されていた。
 二人が同棲を始めてから1ヶ月ほどが経つが、二人の関係は冬の寒さを忘れるほど熱く成熟していた。
 宮大にとってのあゆみは、枯れることのない泉であった。

 週末の空は晴れていた。冬晴れがあゆみの美しさに光を与えていた。宮大は、あゆみに見とれている時間があることに感謝していた。そして、村上あゆみも、宮大が自分に見とれていることに深い満足を得ていた。

 二人は幸せだった。

 二人は、あゆみの車で市内のショッピングモールへと足を運んだ。

 二人は昼食を済ませると、互いのために洋服を買ったり、手作りチョコレートの材料を買ったりした。二人が仲良く買い物をしながら歩く姿は、周囲の目から見ても、微笑ましいものであった。恋愛離れが続く世の中にあって、二人の純愛は、未来への希望を予感させた。

 二人は帰宅すると、互いの顔や体にチョコレートやホイップクリームを塗ったりして遊んだ。あゆみが遊び半分で宮大の顔にチョコレートを塗った写真をインスタグラムにアップした。いいね!が8個付いた。

 バレンタインの二人の夜はチョコレートより甘かった。

 

 


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